貯金をすることで、お金以外にも貯めることが出来るものがあります。
それは、銀行の信用です。
銀行の信用があると、住宅ローンを組むときや融資が必要なときに、自分の属性よりも大きなお金を工面してもらえるかもしれません。
そのためには、信用金庫に総合口座を開設して、効果的に活用しましょう。
お金の流れをコントロールすることで、計画的にお金を使うことのできる人という信頼を積み重ねることができますよ。
それでは詳しく解説していきましょう。
マネーフォワードMEとは
マネーフォワードMEとは、株式会社マネーフォワードによりリリースされている家計簿アプリです。
銀行口座やクレジットカードを登録するだけで、簡単に家計簿を作成できます。
その気軽さから、2020年4月には利用者数が1000万人を突破しています。
最近では、家計簿の機能だけでなく、「おかねせんせい」や「転職」など関連サービスも増えてきています。
家計を最適化するためのサービスがたくさん増えていますので、家計簿以外のサービスも使ってみてはいかがでしょうか。
貯金で貯まるのはお金だけじゃない
家計簿を整理して、お金が溜まってきたら、そのため方を工夫してみましょう。
銀行をきっちり選んで貯金を行うと、お金だけではなく「信用」を貯めていくことができます。
お金自体が信用を形にしたものだ、とかそういう話ではなく、貯金を毎月おこなうことで、銀行に対する信用になります。
銀行とは縁がないな〜という人も
今は縁がないかもしれませんが、ゆくゆくはマイホームやマイカーを購入することがあるかもしれません。
現金で一括購入できる人は、関係ない話かもしれません。
ですが、大きな買い物をローンで購入する人は、銀行に対する信用が重要になります。
毎月、コツコツ貯金をすることで、この人は毎月、計画的にお金を使うことができる人だという証明になります。
その証明が大きなお金を借りるときに有利に働くわけですね。
総合口座と積み立て貯金
どの銀行を選ぶのかも重要です。
おすすめは信用金庫を利用することがおすすめです。
みなさんは、銀行口座はなんの口座を開設していますか?
普通預金という方もいれば、定期預金という方もいると思います。
それらの良さを一つの口座で管理できるのが、総合口座です。
総合口座は、定期預金と普通預金が一体となったものと考えてもらって大丈夫です。
それに加えて、貯蓄預金というものもあります。
定期預金は解約をしない限り、数年間は引き出すことができません。
それにたいして、貯蓄預金は出し入れすることが可能です。
この3つの預金を使いこなすことで、最も銀行の仕組みを使い倒しつつ、信用をためていくことが可能となります。
- 普通預金は日々の生活費
- 定期預金はまとまった金額を入金する
- 貯蓄預金は臨時支出に備える
信用があるとお金が借りれる
銀行に対する信用というものは、一朝一夕では出来上がりません。
もともとの会社の属性がいい人でなければ、お金は簡単に借りることはできないのです。
ナニワ金融道の登場人物の桑田という人も、一見、金遣いが荒いように見えて、将来自分の会社を起こすときを見据えて、定期預金をしています。
そのような積み重ねが、将来の融資の際に響いてくると語っています。
この話は、会社を起こすことを夢見ている漫画の登場人物に限った話ではありません。
普通の会社に努めている、私達こそ、堅実に信用を積み重ねていくことが重世となります。
信用があることで、3000万しか借りることのできない属性であったとしても、4000万借りるチャンスに繋がります。
参考書籍
今回のお話の際に参考にしてる書籍がありますので、ご紹介します。
元メガバンク職員の菅井敏之さんによる「お金が貯まるのは、どっち!?」という書籍です。
今回解説した、銀行口座の使い分けの方法以外にも、銀行員ならではの視点でお金に関する知識を知ることができます。
もっと詳しく勉強してみたい人は、参考にしてみてください。
まとめ
銀行には、お金と信用を貯められる。
効果的に信用を貯めるなら、信用金庫に総合口座を開設する。
総合口座の中の、普通預金、定期預金、貯蓄預金を使いこなし、計画的にお金を使うことが出来る人だという記録を残していく。
今は必要なくても、将来的に銀行の力を使う日が来るかもしれません。
効率よく管理することが、銀行に対する信頼になりますので、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?