マネーフォワードMEに確定申告のボタンが実装されました。
このボタンを利用することで、有料サービスの「マネーフォワード クラウド確定申告」との連携が非常楽になりました。
初めての確定申告は、マネーフォワードMEとマネーフォワードクラウド確定申告を利用して、手軽に済ませてみてはいかがでしょうか。
ここからは詳しく解説していきます。
マネーフォワードmeとは
マネーフォワードmeとは、株式会社マネーフォワードによってリリースされている家計簿アプリです。
他の家計簿アプリと比べても、連携数が圧倒的に多いアプリです。
銀行口座やクレジットカードを連携させておけば、自動的に家計簿が作成されるので、連携数の多さは魅力的です。
利用者の数も年々増加しており、2020年4月には1000万人を突破しています。
PayPayなどの電子マネーは、2020年12月現在、連携できておりませんが、今後もアップデートにより、連携数が増えていくことが予測されています。
確定申告とは
確定申告と聞いて馴染みがない方もいるかもしれません。
今までは企業勤めの方には縁のない言葉でしたが、最近では副業やフリーランスの方も増えており、確定申告という言葉を聞く機会が増えたのではないでしょうか?
確定申告とは、税金を納めるために、一年分の所得額や控除額を申告することです。
企業勤めの場合は、源泉徴収といってあらかじめお給料から税金が引かれていますが、副業などで収入を得ていると、その分の所得額の税金を納める必要があるのです。
確定申告のためには確定申告書と決算書を作成する必要があります。
2020年の11月より「マネーフォワードme」から「マネーフォワード クラウド確定申告」 へのデータ連携が開始されました。
マネーフォワードmeアプリ内の支出の内訳の中に「確定申告」のボタンが実装されたことに皆さんお気づきでしょうか?
この確定申告ボタンを利用することで、年末の手間になっていた確定申告があっという間に終わってしまいます。
確定申告をしてみよう
それでは、実際の確定申告の流れを見ていきましょう。
確定申告の流れを事前に知っておくことで、書類を作るときに不備がないように準備をすることができますね。
1月〜12月
マネーフォワードMEで、事業収入や経費に該当するものを確定申告のスイッチで分類しましょう。
事業用の銀行口座やクレジットカードをわけておくと、簡単にできますので、初めの段階で分けておくことをお勧めします。
自分で商売を始める人は、開業届や青色確定申告の申請書を事前に自治体の税務署に提出しておきましょう。
翌年1月
マネーフォワードMEで、事業のお金の流れを締めましょう。
青色確定申告書を提出する場合、12月締めになりますので、それまでの期間の仕訳を完了させておく必要があります。
確定申告に必要な書類をまとめましょう。
おもに、領収書や控除のために必要となる書類です。
副業の場合は本業の源泉徴収票も必要となります。
翌年2月〜3月
マネーフォワード クラウド確定申告で確定申告書と青色申告決算書を作成してみましょう。
※マネーフォワード確定申告を利用する場合別途料金が必要となります。
確定申告の設定がされているものは、自動的に仕分けされます。
書類ができたら、あとはスマホから確定申告が可能です。
マイナンバーカードをスマホでスキャンすると電子申告ができます。
電子申告の場合、青色特別控除額65万円が適用されますので、事業が大きくなったら青色申告は利用したいところですね。
確定申告完了
確定申告が終わったら、必要な税金を納付します。
そこまで終わったら確定申告が終了となります。
まとめ
青色確定申告の場合、他のソフトを利用してもそれなりの利用料がかかってしまいます。
そして、細かい項目を一つ一つ手入力しなくてはなりません。
それを考えると、マネーフォワードクラウド確定申告は手間をかけずに確定申告ができますので、料金に見合ったサービスと言えるでしょう。
初めての確定申告は、マネーフォワードを利用してみてはいかがでしょうか?