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あなたも危ない!?「ナニワ金融道」から学ぶ、お金で失敗する人の特徴3選

お金

お金で失敗する人には共通した特徴があります。

今回はそのような失敗をおこす人はどんな人なのか。

実際にお金の失敗を経験した人からも学ぶことができると思います。

今回は、お金の教科書としても推薦されるマンガ、「ナニワ金融道」を通して、学んでいきましょう。

一番目立つ共通点は、自分の頭で物を考えない人です。

マンガから学び、避けられる失敗をしないようにしていきましょう。

ナニワ金融道とは

ナニワ金融道とは青木雄二先生によって連載されたマンガです。

大阪を舞台に、マチ金会社で奮闘する男たちを描きます。

主人公の灰原は、もともと金融業とは全く円のない男ですが、職場の倒産から金融屋で働くことになります。

禁輸屋と、借金にまつわるリアルな世界を、人間関係を軸に描いていきます。

ナニワ金融道は青木先生のデビュー作になります。

青木先生が45歳のときに連載が開始されました。

それまでに、いろいろな業界で様々な経験をしてきたことが、よりリアルなお金の世界を描くことにつながっているのではないでしょうか?

絵については上手とは言えませんが、その内容のリアルさやお金に対する教訓のすごみのために、この漫画に影響を受けたという経営者は数多くいます。

ちなみに1996年から不定位でフジテレビでドラマも放送されているそうです。

主演は、SMAPの中居正広さんです。

金融マンとは良心を金に変える仕事

ナニワ金融道はマチ金とそれにまつわる人たちの話です。

主人公の灰原は、もともとは印刷屋で働いており、金融屋の仕事のことを全く理解していません。

なので、話の冒頭では、人の良さがにじみ出てしまい失敗してしまうことが多々あります。

灰原はマチ金で働くわけですが、先輩社員の桑田に色々と教えてもらいます。

そのなかでも、印象的なのは桑田が金融屋の仕事について語るシーンです。

「金融屋は良心を金に変える仕事」

この言葉に、金融屋の仕事とはなんなのかがつまっていると思います。

金融屋を言い表す別の言葉に、「天気のいい日に傘を貸し、雨が降ったときに取り上げる」というものがあります。

金融業というものは、お金を貸し付け、どのような方法であったとしても、その資金を回収する仕事です。

なにより、金融屋でもマチ金とは、正規の銀行では借りることのできない人たちが最後の頼みの綱として、金の工面のためにくる場所です。

なので、傾きかけた会社の延命のために金を貸していると行っても過言ではありません。

いずれは、殆どの会社が倒産してしまいます。

金融屋が倒産に追い込むことすらあります。

そのときに、自分の両親を持ち続けていては仕事になりません。

ある意味、追い込むことのできる人間を感情を配して追い込む仕事なのです。

そして、マチ金に追い込まれる人には共通する特徴があります。

失敗する人間には特徴があった

ナニワ金融道にでてくる債務者たちにはいくつかの共通する特徴があります。

借金で破滅する人には、特徴があると思います。

漫画を通して、失敗する人の特徴は何かを学んでいきましょう。

目先のことしか考えない

借金で失敗する人は、目先のことしか考えることができません。

いまお金に困っており、急場をどのようにして凌ぐのか、以外のことを考えることができません。

作中の中に泥沼亀之助という男が出てきます。

彼は、先輩の結婚式の香典係をしていました。

それなのに香典を盗まれてしまいます。

あせった泥沼は、お金を工面するためにマチ金に金を借りに来ます。

その金利のことも考えずに、その場さえしのげればいいと考えて行動しているのです。

彼は、借金を返すために新幹線のチケット転売に手を出します。

借金を返すために借金を繰り返す、金利などのことも考えずに目先のことだけです。

結局、泥沼はそのまま身を滅ぼしてしまいます。

お金で失敗する人は、短期の視点しか考えられていません。

長期でどうなるのか、金利はどう変わるのかなど、考えると面倒なことは考えません。

自分の頭で考えない

一番、失敗する共通点は自分の頭で考えないことです。

これは、人から甘い儲け話をもちかけられたときに、自分のフィルターを通して判断できるかどうかの差となります。

ナニワ金融道では、甘い言葉をそのまま受け止めてしまい、借金に追われる人がたくさんでてきます。

人を陥れる人は、自分のやっていることを理解しています。

言葉巧みに人をそそのかします。

その背景には、やってやろうという気持ちがあることをマンガを通して学ぶことができます。

そして、そのような人の餌食にされるのは、自分の頭で考えない人です。

自分の頭で考えるのは面倒なことです。

私達は、答えが与えられる世界に住んでおり、自分の頭で考える習慣がほとんどありません。

テレビやネットで与えられる情報をそのまま、うのみにすることが当たり前となっています。

特に若い世代では、生まれたときからテレビがあり、受け身で情報にさらされるのが当たり前の環境で育っています。

なので、騙されやすい人にいつの間にかなっているのです。

そして、自分に近づいてくる人は、だましてやろうという人がいます。

そんな人に食い物にされないためには、どのような場面でも自分の頭で考え、否定的な物事の捉え方ができるような人になることです。

甘い儲け話に騙される人は、否定から考えることができません。

そもそも、甘い儲け話を人に話すこと自体がおかしなことなのです。

人を騙す人ももちろん悪いのですが、騙される人にも悪い点があるはずです。

マンガから学び同じ失敗をしない

漫画と言って馬鹿にしてはいけません。

ナニワ金融道ははっきり行って名作です。

この作品の素晴らしさは、絵の上手さやは心理描写の豊かさではありません。

徹底的にリアルな金にまつわる人間模様。

この学びを実際に体験するとなると、めちゃくちゃ大変です。

下手すれば、利子地獄に突入して、一生謝金返済する生活にもなりかねません。

おそらく、作者の青木先生が経験したいろいろな経験を抽出したものだと思います。

その体験を、漫画を通して追体験できます。

一度読むだけで、お金に対する防御力は非常に高まると思います。

変なビジネス書を読むよりも、ナニワ金融道を読むほうが得るものが大きいと思います。

興味のある方は一度ナニワ金融道を読んでみてはいかがでしょうか?

まとめ

お金にまつわる失敗には共通する点があります。

そのエッセンスを教えてくれるのが、「ナニワ金融道」だと思います。

一度読んだことのある人も、くり返し読むことで新たな気づきがあると思います。

一度も読んだことのない人は、まずは一巻読んでみてはいかがでしょうか?

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